話を聞いてみる

受講者の声

「人とやる音楽」から「1人でも楽しめる音楽」へ。40代会社員が90日でドラクエを弾いた話

トランペット歴15年以上。ライブや店での演奏経験もあり、人とやる音楽を長く続けてきた40代会社員が、「1人でも楽しめる音楽」を持ちたいと、90日で1曲に挑戦した話を聞きました。

ピアノの鍵盤

なぜ「1人でも楽しめる音楽」をやりたいと思ったのか

「トランペットって音が一つなので、誰かと組まない限り、音楽にならないんです。一人でできたらすごいんですけど。年を取ってくると、組む団体も限られてくる。なので、一人で楽しむにはピアノとかがいいかなというのがきっかけですね」

「なんか、人間関係に疲れたのかなんかわかんないです。ただ、一人でもできる音楽が欲しかったというのはあります」

始める直前は、ほぼ諦めていた

「たまたまドラクエの曲集を買っていて、別の曲で一人で練習していたんです。でも仕事が忙しかったり色々あって、1か月ちょっと弾かなくなった。最初は『冒険の旅』(ドラクエ3のフィールドの曲)をやっていたんですけど、練習しなくなっちゃって。一人だとこんなもんかな、と思い始めていたタイミングでした」

「もう自然消滅しかけていて、ストリートピアノをやるとかそういう目標もまだなかったんです。ただ、誰かのサポートがあればできるかもしれないと思ったところに、サポオトのことを聞いたんです」

最初の1か月、のめり込んだ時期

「仕事ですごい喧嘩をして、仕事がなくなっていて。何もすることがなかったので、やたらやってました。朝1時間、昼1時間、夜1時間みたいな。手が痛いとかになってました」

1日目の演奏

30日目の壁

「2、30日、1か月経ったぐらいが一番きつかった。自分のレベルより高い曲を目指したので、1/3が過ぎた時点で、指使いはまだ楽譜の最後まで行けてなかった。これで果たして終わるのだろうか、と。先が見えない」

「仕事はまた忙しくなってきたんですけど、毎日触っていることはあった。基礎さえ失わなければなんとかなると思ってはいた。でも、練習しても練習しても、練習量の話じゃなくて。焦るのと、焦っちゃいけないの、そのせめぎ合い。成長が止まってるわけじゃないと思うんですけど、もう焦ってきちゃった。テンポがずれる、忘れる、止まる。本番、やられてしまうって感じでした」

「いけるかも」と思えた瞬間

「正直、10日ぐらい前ですね。テンポが崩れるのが最後の課題だったんですけど、四拍子の一拍目と三拍目が強め、っていうのに気が付いた瞬間から、いけるかもって思った。『聞く』んじゃなくて、自分で『作る』。拍を自分で作る立場になった時、作るのが好きだし、そこで繋がった。そこがずいぶん変わった瞬間です」

「そこからは1日10回、15回と通して弾けるようになりました」

ストリートピアノ本番の一撃

「本番で、16分でタタタタって上がる前の和音があるんですけど、あれが一番決まった。本番しかできない、あの決め方で弾けた。本番のテンションと、本番だからこその集中で、あの一撃はその時しか出せなかった。そこだけで酒何杯でも飲めるって思いました」

「最後は間違えましたけど。右手が何弾いてるか分かんなくなって、左を見たら左が違うことを弾いてた。一小節間違えてる。最後の三、四つの音だけちゃんとしたのに戻した。お愛嬌、ですね」

95日目、横浜馬車道でのストリートピアノ

家族

「家族の理解はありました。上手くなるなら死ぬほど練習しなきゃダメ、って言われたので。言われたからには死ぬほどやりましたし、言った方も認めなきゃいけないみたいな(笑)」

「親にも見せたかったんです。習い事をやめて30年超えて、また楽しんでる。それを伝えたくて。『今回相当練習したでしょ』って言われました。今までにないぐらいやりました、と。親には勝てないですね」

ピアノは、ごまかせない

「トランペットって、音を出した後に息だから、ちょっと膨らましたり、ミスっても『今のちょっと味ですよ』みたいなことができたりする。ピアノは打ったら終わり。だから一人の演奏って、楽じゃない。でも、全部一人でやる音楽なんですよね」

これから始める人へ

「趣味が増えるってすごく楽しいので、気軽に始めていいんじゃないかなと思います。うまい下手とか関係なく、一人でもできる趣味が一つ増えたら、本当に楽しい時間が過ごせる。救われたものもすごくある。気軽でいいんじゃないかと」

「仲間が増えると、色々こういう話もできる。同じ思いの人がいると全然違う。一緒にやりましょう、って」

40代・50代で、忙しい中でも1曲を弾いてみたいと考えている方へ。90日で1曲を目指す進め方について、話を聞いてみませんか。

話を聞いてみる

他の受講者の声も見る